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【国際結婚】苗字は?子供の姓は?4つの選択肢とメリット&デメリット

国際結婚

こんにちは、グローバル長女(@globalchojo)です!

1ヵ月とちょっとというスーパー短い婚約期間を経て、無事に入籍しました!

同棲、婚約、入籍と2ヵ月の間に生活が一変しました。笑

日本で国際結婚!

苗字はどうしよう?
子供の姓はどうなるの?

今回は、結婚後の苗字をお悩み中の国際カップルさんに向けて、日本で国際結婚をした私たちの選んだ苗字その理由についてお話ししたいと思います!

私について
✔ アメリカ人夫と日本で国際結婚
✔ 結婚後もしばらくは日本在住予定(将来はアメリカに移住するかも?)
✔ 将来的には子供が欲しい

結論:私たちが選んだのは、夫婦同姓(外国人苗字)

私たちが選んだのは、アメリカ人夫の苗字です。

日本の婚姻届ではアルファベットは使用できないので、カタカナ苗字+漢字名前です。

夫の苗字がピットで、私の名前がさゆりだとすると、「ピットさゆり」といった感じです。

カタカナ苗字は見慣れない!
私日本人なのに〜!(笑)

その理由は以下の3つです。

理由①:日本では夫婦同姓が基本であるため、結婚証明がいちいちめんどくさい。
理由②:将来的にアメリカに移住する可能性があるため、外国姓の方が都合が良さそう。
理由③:将来子供ができた時に、家族全員が同じ苗字になりたい。

急いでいる人向け!4つの選択肢まとめ

国際結婚だからこそ選べる、4つの苗字の選択肢とは

まずは、国際結婚のカップルが日本で選ぶことのできる4つの選択肢を簡単に説明していきます!

この記事はあくまでも、日本在住の国際結婚の方向けに書いていますのでご注意ください。

①夫婦別姓
結婚しても苗字を変更せず、それぞれの苗字を名乗り続ける
(例)ブラッド・ピット、田中さゆり

②ダブルネーム(複合姓)
それぞれの苗字を合体させる
(例)ピット田中さゆり(田中ピットさゆり)

③夫婦同姓(外国人苗字)
外国人の名字に変更する
(例)ピットさゆり

④夫婦同姓(日本人苗字)
日本人の苗字を使用する
(例)田中ブラッド、田中さゆり

こんな人にオススメ!

私が思う、こんな人にオススメ!という点をまとめてみました!

①夫婦別姓
– クレジットカードなどの変更手続きをやりたくない人
– 夫婦同姓にすべきという考え方に反対の人

②ダブルネーム(複合姓)
– どちらの苗字も残したい人
– 家庭裁判所での手続きがめんどくさくない人

③夫婦同姓(外国人苗字)
– 子供を含め家族全員が同じ名字になりたい人
– カタカナ苗字でも構わない人

④夫婦同姓(日本人苗字)
– 漢字の名字にこだわりのある人
– 子供
を含め家族全員が同じ名字になりたい人

子供の苗字はどうなる?

ピットさんと田中さんが結婚して「さら」ちゃんが生まれたとします。
その場合の子供の氏名は次のとおりです!

大前提として、外国籍の方は日本の戸籍に入れないため、日本においては日本人と同じ苗字になる、ということを頭に入れておいてください。

①夫婦別姓
田中さら
※子供の単独戸籍を作れば、「ピットさら」を名乗ることも可能

②ダブルネーム(複合性)
ピット田中さら(田中ピットさら)

③夫婦同姓(外国人苗字)
ピットさら

④夫婦同姓(日本人苗字)
田中さら

詳しく知りたい人向け!必要書類や手続きについて

ではここからは、詳しく知りたい人向けにそれぞれの選択肢を解説していきます!

①夫婦別姓

国際結婚では夫婦別姓が認められています。
そのため、婚姻届を提出するだけ何もしなければ夫婦別姓となります。
追加の手続きが不要のため、一番シンプルな選択肢です。

【メリット】
・婚姻届提出の際、追加の手続きが不要。
・クレジットカードやパスポートの名前変更も不要。
・旧姓の印鑑をそのまま使用することができる。
【デメリット】
・日本では夫婦同姓が基本であるため、色々な手続きにおいて結婚の証明が求められることも。

私も夫婦別姓が認められているなんて知りませんでした!
確かに苗字が違うと、色々と大変そう。。。

パスポートの自分の姓のところに、かっこ書きで相手の姓を入れることで結婚証明が不要となる場合もあるため、そのようにしておくと証明の際に便利!

②ダブルネーム(複合姓)

どちらの苗字もキープしたい!という方にオススメなのがダブルネーム(複合姓)。

離婚されてしまいましたが、テニス選手のクルム伊達公子さんはダブルネームを選ばれていましたね。

日本人の苗字、外国人パートナーの苗字、どちらを先にするのか順番は選ぶことができます。

ただし、ダブルネームを認めてもらうには家庭裁判所での手続きが必要です。

必要書類は下記の通りです。
申立書
・申立人の戸籍謄本(全部事項証明書)
・氏の変更の理由を証する資料
・収入印紙

「氏の変更許可」を得た後に、本籍地の区役所・市町村役場にて変更手続きを行います。

なんだかちょっと大変そう・・・。

ダブルネーム(複合姓)にした場合、外国人パートナーの姓が変わるわけではありませんので、注意が必要です。改姓するのはあくまでも日本人の苗字ということになります。

では、ダブルネーム(複合姓)のメリット・デメリットについてご説明します!

【メリット】
・婚姻関係の証明がしやすい。
・子供に両方の姓を引き継ぐことができる。
【デメリット】
・家庭裁判所での手続きが必要となる。
・苗字が長くなる。
・クレジットカードやパスポートの名前変更が必要となる。

③夫婦同姓(外国人苗字)

続いて、外国人苗字を名乗る場合の夫婦同姓についてご説明します。

私たち夫婦はこちらを選択しました!

【メリット】
・婚姻関係が一目瞭然。
・両親、子供、家族全員が同じ苗字なる。
【デメリット】
・日本ではカタカナ苗字が目立つ。
・何かをネットで申し込む際に、入力上限文字数を超えてしまったり、
カタカナ入力に対応していない場合がある。
・クレジットカードやパスポートの名前変更が必要となる。

こうして見ると、メリットよりデメリットの方が大きいかもしれないですね・・・。

論理的ではないかもしれませんが、私たちは「同じ苗字になりたい」という単純な気持ちだけで選択しました。
入籍から6ヶ月以内であれば、役所に「外国人との婚姻による氏の変更届」というものを提出するだけでOKです。
後から提出するのは忘れてしまいそうなので、私たちは婚姻届提出の際に合わせて提出しました。
入籍から6ヶ月以上が経過してしまうと、ダブルネーム選択時と同様、家庭裁判所での手続きが必要になります。

④夫婦同姓(日本人苗字)

最後に、日本人苗字を選択する場合について説明します。

外国人の方が苗字を変えるには、母国で苗字変更の手続きをするか、日本で帰化手続きをすることが必要です。

外国人の方が日本にいながら苗字を変えるのは難易度が高いですね・・・。

大丈夫、「通称名」という選択肢があるよ!

「通称名」とは、日本国内において法的な効力を持つ名前で、役所で登録をすることで使用することができるようになります。
通称名は住民票や日本の免許証にも記載されます。
あくまでも日本での名前ということになりますので、パスポートや在留カードには記載がされません。
「通称名」を使用して、夫婦同姓(日本人苗字)とすることのメリット・デメリットは以下の通りです!
【メリット】
・両親、子供、家族全員が同じ苗字なる(ただし日本国内に限る)。
・クレジットカードの名義変更が不要である(本名が変わるわけではないため)。
【デメリット】
・日本国外においては、夫婦が別姓となるため婚姻関係の証明が難しい場合がある。
・通称名を使用できるものと使用できないものを使い分ける必要がある。

まとめ

ダブルネーム(複合性)を選択する場合にも、外国人パートナーが通称名を使用すれば、日本においては夫婦同姓を実現することも可能ですね。

入籍から6ヶ月以内であれば手続きが簡素化されているものなどもあるので、入籍前に決めておくとスムーズに手続きが進められるかと思います。

大事なことなので、入籍前にパートナーとじっくり話し合って決めたいところです。

特に、将来的にお子さんを考えているカップルは子どもの苗字をどうしたいのか、ということも含めて話しておくことをオススメします!

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