こんにちは、グローバル長女(@globalchojo)です!
30代で留学するのは遅くないかな?
帰国後は再就職できるだろうか?
婚期が遅れるのではないか?
といったお悩みにお答えしたいと思います。
結論から言うと、社会人留学に年齢は関係ないと思っています。
むしろ、年齢によって違った成果が出せるのではないかと思います。
この記事に行きついたあなたへ、私が自信を持って背中を押します!
✔ 20代後半でイギリス大学院留学
✔ 帰国後は看護師から会社員へ、収入約15% UP
社会人の大学院留学が30代からでも遅くない理由3つ
理由①大学院生の平均年齢は33歳
日本では大学卒業後、そのまま大学院に進む人と、就職をする人に別れるというイメージが強く、大学院生も20代前半の若い人が多いと思っている方が多いかもしれません。
そのため、若い人に交じって勉強できるだろうか、なじめるだろうかと不安に思っている方もいらっしゃるかと思います。
そんな方に朗報です!
大学院卒業生の平均年齢は33歳!(Council of Graduate Schools(アメリカ))
約4分の1にあたる23.3%の大学院生が30代以上!(City,University of London(イギリス))
という結果が出ています。
イギリス大学院に留学した私の経験でお話しすると、ネイティブの学生、中国人の学生は20代前半、その他の留学生は30代が1番多い、という感じでした。
そもそも年齢を気にしている人なんていないし、フェアな関係がとても心地よかったです。
理由②帰国後の就職は心配しなくてよい
20代で留学した人は、帰国後転職に‟間に合う”
30代で留学した人は、さらに付加価値がついている!
日本で再就職する場合には、やはり年齢というのは切り離せない概念かと思います。
私が帰国して転職活動を始めた時には30歳目前でした。
転職エージェントの方は、「女性が転職するにはぎりぎりの年齢でしたね」と。
すごく腹が立ちましたが、これが現実なのかなと思います。
社会人経験×大学院留学でそれなりに自分の価値は高まったのかなとは思いますが、専門性という意味ではまだまだ “青く”、年齢が見られる程度の実力だったのかな、と。
それでも転職先にはまったく困らず、一部上場企業からも内定をいただけました。
20代で大学院留学を経験しているというのは、企業にとってポテンシャルがある、ということになりうるのかと思います。
一方、30代で留学した人が帰国後に転職先が困るかというと、全くそんなことはないかと思います。
社会人としてある程度専門性を確立した上で、さらに極めるために留学という手段を取っている訳ですので、帰国後はかなり希少性の高い存在になれているのではないかと思います。
英語ができる人はたくさんいるかもしれませんが、英語ができて、専門分野があるというのはかなりの強みです!
私の周りでも有名企業に再就職した方、より専門性の高い職に就かれた方ばかりです。
理由③一生の後悔をつくらないため
ここに来て急に感情論の話になりますが、この記事に行きついている人は、心配する気持ちを払拭したいのかなと思います。
私もそうでしたが、留学したい気持ち自体ははっきりとしているのではないでしょうか。
昇進が・・・婚期が遅れる・・・etc.
心配事は尽きないかと思いますが、今日の自分は明日の自分より若いです。
しっかりと考えて決断することは大事ですが、悩んでも仕方ないことに時間を取られるのは正直もったいないかなと思います。
長い人生で考えたら、大学院留学の1年や2年はほんの短い時間です。
大学受験の時には浪人なんて考えられませんでしたが、今となってはたった1年や2年!
そう思いませんでしたか?
結婚相談所より留学先の方がよっぽど似た価値観を持った人がいますよ!
昇進を悩むのであれば、休職を打診してみてはいかがでしょうか?
まともに話を聞いてくれないのであれば、その企業さんは「あなたではなくてもよい」、ということです。もっと求められている場所があると思います。
大学院留学を後悔しないために留学前にすべきこと
みなさんには私と同じ思いをしてほしくないので、留学前にもっとこうしておけばよかったと思うことを共有させていただきます!
自分のロールモデルを探しておく
正直、留学当時の私は、留学後の道のりが具体的に想像できていませんでした。
高校生の頃から「いつか必ず留学する!」と思っていた私は、留学が目標達成のための手段ではなく、ゴールとなってしまっていたのです。
語学留学やワーホリよりは留学後に何か残るだろう、という安直な理由で大学院留学を決めたのでした。
自分の次の目標やロールモデルを明確にし、「大学院」留学であるべき理由をしっかりと考えておくべきだったと思います。
帰国後のステップまでしっかりとイメージしておくことで、留学中にすべきこと、留学後の動きも早くなるかと思います。
留学後に動ける資金を残しておく
20代後半で自費留学した私は、両親からのサポートがあったとはいえ、資金的に余裕がなく、留学後の残りの預貯金は100万円ちょっとという状態でした。
留学後の転職活動、新居の敷金・礼金、就職先が決まるまでの生活費、留学先でのインターン…etc.
帰国後もなんだかんだお金がかかります。
自分が納得する転職先が見つかるまで活動できるだけの余力を残しておくことは非常に大切です。
帰国後の生活まで含めて留学計画を立てることをお勧めします。
留学後に待ち受ける現実を知る(特に女性へ)
留学をするにあたり、留学後の現実を知っておくことはとても大切だと思います。
決して留学をやめましょう、と言っているわけではありません。
留学後の自分を具体的にイメージし、待ち受ける現実を知った上で留学をするのかしないのかを決断する、ということです。
留学後の自分は、留学前より歳をとり、留学後より高学歴になっています。
日本ではまだまだ高学歴な女性に引け目を感じる方や、年齢を気にする方が多くいるのが現実です。
実体験に基づいた話ですが、やはり「イギリス大学院卒業の30代」というのはなかなかインパクトのあるプロフィールだったようです。
もっとも、学歴や年齢で判断するような相手はこちらも・・・という感じかもしれませんが、そのような現実がある、ということです。
まとめ
大学院留学経験は、これまでの人生の中でもとても充実した、実り多い時間でした。
留学経験が本当に人生を豊かにしてくれたと感じています。
その一方で、大学院留学の目的や次のステップが明確でなかったために、帰国後、燃え尽き症候群のようになってしまいました。
みなさんには同じような後悔はしてほしくないなと思います。
みなさんにとって、後悔のない選択ができますように。